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3階建て住宅は都市部を中心にじわじわと増えてきています。都市部では土地が細かく分割されて売られる場合があることや、隣家との距離が近くなるため採光や風の通りにメリットのある3階建て住宅が選択されることが主な理由のひとつでしょう。
今回は床面積を多く取れるなど、3階建て住宅のメリットや設計のポイントについてご紹介します。
3階建住宅は移動のためには階段を使わなければなりません。なので、暮らしやすい家作りをするためには設計を練ることが大切です。
家の設計は希望の通り間取りを決めればいいというわけではなく、土地の置かれた状況、例えば日当たりや通風の向き、または建築制限などに左右されます。その中からベストな間取りを創出しなければなりません。
例えば日当たりや部屋の明るさを考えた際、リビングを2階や3階に持ってくることで明るさの確保ができるでしょう。上階にリビングを持ってくるとプライバシーが守られやすいというメリットもあります。逆に一階部分には車庫を持って来たり趣味性の強い部屋や店舗、客室を持ってきても、ゾーンが階段によって分かれているため、プライベートな空間を守ることができます。
3階建て住宅の場合、一般的な三角形の屋根ではなく、屋根がまっすぐに作られていて建物が全体的に四角い場合が多い傾向にあります。これは、3階建ての高さの上に三角形の屋根を乗せると建物の高さが高くなりすてぎてしまうからです。そこで外観を個性的にするために、3階部分を一部切り取って斜めのラインを作ると、下から見上げた時の建物の圧迫感をなくすことができます。
他にもバルコニーを大きくせり出したり、逆にバルコニーを建物の内部に入れて四角のラインをへこませると個性的な外観の素敵な住宅を作ることができるでしょう。
細かいところまで気を配り、暮らしやすさをアップさせましょう。暗くなりがちな1階部分に光を通すため、光窓や吹き抜けを作ると家中を明るい空間にすることができます。
ほかには、私室にいる家族をリビングから呼ぶためにインターフォンの設置をすることをオススメします。
また、水回りはできるだけ集中させておくとリフォームの際にも便利です。地域によっては3階に水回りを置くことが難しいこともあるので、きちんと確認をしましょう。資金と床面積に余裕があればホームエレベーターの導入を考えてみるのも良いかもしれません。生活がぐんと楽になります。
3階建て住宅は階段によって各階のゾーンがはっきり分かれるのがメリットであり、デメリットでもあります。それをメリットとして生かすために、各階のテーマを決めて間取りと内装に工夫を凝らすのが満足いく家を作るためのポイントです。