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中古のマンションをリフォームにて希望の内装に変えたいと考える方がたくさんいらっしゃいます。ですが、希望のリフォームが、必ずしも心地よい住まいになるとは限りません。前回はトイレや給湯器に関する失敗談についてでしたが、今回はリビングと玄関のリフォームでの失敗談を元に、リフォームにおける注意点について考えてみたいと思います。
南向きのLDKが狭く感じたため、隣の和室と合わせて広いリビングにリフォームしたそうです。部屋は広々とした空間が広がったのですが、コンセントの位置がリビングの四方の端にしかないため、テレビやAV機器を配置する場所を希望の位置ではコードがコンセントまで届かず困ったそうです。たこ足配線を活用しても、見た目が非常に悪くなり、理想の空間作りとはいかずがっかりされたそうです。
また、リビングを掃除するときも、1箇所のコンセントで全ての部屋の掃除は行えず、コンセントを抜いて別のコンセントに差して掃除することとなり、少しだけ面倒なことになりました。リフォームにおいて、配線、コンセントの位置などは生活する上で関わりが強いため、しっかりと把握・検討しなければなりません。
南向きの和室をリフォームによってなくし、広いリビングにしたため、北側の玄関横の部屋を夫婦の寝室に変更したそうです。すると、夜遅く帰宅する隣人が外廊下を歩く音が響き、意外と気になる騒音であることがわかりました。リフォーム前に、試しに寝室として一回でも寝てみればわかったかもしれなかったのですが、そんな騒音に悩まされるとは思いもしてなかったため気がつきませんでした。寝室だった部屋はリビングにリフォームしてしまったため、元に戻すこともできず、枕の位置を変えて何とか寝室として過ごすことにされたそうです。
子どもたちが大きくなり、おしゃれに興味を持つ年頃になると靴収納が足りなくなりました。そのため、思い切ってリフォームにより天井まで収納できる大きなシューズクロークに変えてみたそうです。ところが、全面収納となったことで、それまで季節の花などを飾っていた飾り棚がなくなったため玄関が殺風景に感じ、圧迫感も感じるようになったそうです。子どもたちが独立するまでの数年間を工夫することで我慢できたのではと、いずれ不要になる大きな靴収納にリフォームしたことを後悔したそうです。