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桜とともに新年度が始まる日本の春ですが、今年は新型コロナウィルスの影響で随分と様子が違います。
早く正常にもどることを期待したいですね。
そんな中でも年金など、高齢化社会を見据えた制度改革は着々と進んでいます。
今回は年金について、先月に閣議決定された年金改革法案を整理しておきます。
主な改正内容は以下になります。
短時間労働であっても厚生年金に加入できる事業所の規模が、
現在の従業員数501人以上から段階的に引下げ2024年10月には51人以上に。
(在職老齢年金:一定の所得を越えると年金が減額または支給停止となる制度)
現在は60歳〜64歳の人が働いていて賃金と年金の合計が
月額28万円を超えると年金が減額になりますが、この減額基準額を47万円に引き上げる。
現在は60歳〜70歳の間で受給開始年齢を決めることができますが、この範囲を拡大し、
最長75歳まで受給開始年齢を遅らせることができるようにする。