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共働きの家庭の増加により、住宅ローンを2人で借入するご家庭が増えてきています。2人で借入をすることにより、ご主人1人での借入では希望額に届かなかった場合でも、収入を合算して借入可能額を増やすことができます。
現在の住宅ローンではこうした2人での借入にて契約する世帯が、全体の2割を超えているといわれています。
収入合算での住宅ローンには、ペアローン・連帯債務・連帯保障の3つの形があります。どの住宅ローンを選択するかによって、住宅ローン減税、団体生命保険の適用、金利タイプや期間の選択が違ってきます。
そこで慎重に考えたいのが、自分たちに合った住宅ローンの組み方を選択するということです。
《夫婦それぞれが別々の住宅ローンを組む方法》
夫は妻の借り入れに対して、妻は夫の借り入れに対してお互いが連帯保証人となます。返済が出来なくなった場合は返済の責任を負い、土地、建物の持ち分はローン金額を含めて支払った金額の割合で登記する事が基本です。
メリット … 住宅ローン減税が夫婦それぞれ受けられる。 金利タイプと期間の組み合わせが出来る。
デメリット … 事務手数料が2人分かかり、夫または妻に万が一のことがあった時でも全額住宅ローンがなくならない。