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「投資」と聞くと皆さんはどのような印象を受けますか。
一般的には、投資=運用=博打という印象をもたれている方が多いかもしれません。投資は失敗するとマイナスのイメージがありますが、銀行預金も投資(運用)のひとつといえます。時代とともに変わってきている投資ですが、どんなリスクがあるのでしょうか。
また、今後投資を行うとしても、どのようなことに気をつけなければならないでしょうか。今回は、投資について少し考えてみたいと思います。
今後、インフレで物価が上昇してしまうと、コツコツ預金をしていても将来的には金利が物価の上昇についていけなくなります。インフレリスク、年金受給への不安など、平均寿命が延びたことで老後に必要な費用も増えており、老後の備えが心配はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
投資では、預金と異なり元本保証がないということがリスクといえるでしょう。
株式投資では、企業の業績悪化などにより株価の急落、投資信託でも運用益が出ずに運用損となるケースなどもあるでしょう。
投資しないリスク・投資をするリスクについて、これらをどうとらえればいいのでしょうか。投資をするリスクを危険と考えるだけでなく、振り幅と考えているという方がいらっしゃいます。
超低金利で資産を目減りさせてしまうリスクより、投資による適度なリスクを選択し、インフレに備えていく方が、これからの時代に合った資産の守り方だと考えるのでしょう。
ですが、過度なリスクを負ってまで投資を行う必要はありません。やはり、投資はすぐには使わない余剰金にて始めることが大切ではないでしょうか。
余剰金にて投資を始めるとしても、大切なご自分のお金を運用するわけですから、よくわからない投資には手を出さないことを忘れないでください。どういう商品で、どのようなリスクがあるかなど必ずきちんと調べることが必要です。
現在では、Webなどにより各社それぞれに工夫を凝らし、様々な情報を提供しています。勢いで行わず、今後のライフプランなども踏まえながら、1つの選択として投資を視野に入れるのもいいのではないでしょうか。